【細字-2】 - 書道用品/掛軸/額装 日本一 株式会社 書優会

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【細字-2】

【細字・-2(簡易版)】


先日の細字の続編(簡易版)です。


《揮毫物》

詩歌・臨書・写経 等、書く物は様々ですが、中字・大字の通常漢字と同じく、

用途別で色々と合わせます。


《筆・続》

小筆は芯毛が細く小さい為、そこそこ硬めの設定のはずの鼬毛等でも硬く感じません。

※人にもよりますが

その為、最近ではほぼ鼬毛やコリンスキー等の筆ばかりが目立ちます。

要は、柔質の羊毛等で小筆を作ると、柔質過ぎて手に負えない。

と、言う傾向になっている為です(粗悪な羊毛は硬めです)。

したがって、書く物変われば、「形状」が変わる。を、主体にします。

楷書・行書・隷書は中鋒・短鋒、行書・草書は標準~やや長鋒

と、言う風に、毛質が少ない為、筆の形状で

柔質さをコントロールする事が重要です。

※注:楷書だからと言って、全て同じ形状はありえません。


《紙・続》

滲んでしまうと読めない・小筆の時点で墨が持たない為、滲んでしまうとカスれ過ぎる。

等がある為、先日の記事で記載した「綺麗に出る代わりに滲まない紙」となります。

紙の原料の記事で記載しましたが、雁皮・三椏が佳ですが、なるべくは

純雁皮・純三椏(要は100%の設定)を使用しましょう。

何千枚も何万枚も書くなら別ですが、細字の場合は時間がかかる為、

そんなに膨大な枚数にはならないので、なるべく高純度で、綺麗に出るに

重心を置いた方が、失敗が無いとなりやすい訳です。

※かなり綺麗に出る為、価格を抑えたい場合は機械漉でも可です。

※手漉の場合は、ちゃんとした墨磨工程をしないと、漉網目の関係で、滲まないはずなのに滲みます。


《墨・続》

先日同様、紅花墨(昔のお花墨)を使用しますが、これは楷書・隷書・篆書、または臨書系統となり、

随意系の、特に行草書は、やはり胡麻を使った方が、色変化・伸びが比ではありません。

これまた、用途に合わせて分別した方が佳となります。



◇何でも良いなら何でも良いんです。しかし、釣りが趣味の人が、毎日毎日

1匹も釣れず、釣果ゼロでは面白くないのと一緒で、思った通りに書けなければ

つまらないとなるのが普通です。 書けないようになっている物でただ書いてみる。

書けるようになっている物で、思った通りにスラスラ書ける。

では、天と地ほどの差異が生まれますので、色々と試してみましょう。




◇見た目は真書(細字の意)なのに、造りは仮名用。これでは書ける訳が無◇




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