【濃墨】 - 書道用品/掛軸/額装 日本一 株式会社 書優会

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【濃墨】

【濃墨 = 濃いと言う上辺の話では無】


墨を磨る時には濃墨を作る → 上がった濃度を下げてから使用する。

と、言う記事を以前に記載しましたが、濃墨とは単純に「濃い」と言う意ではありません。

墨の煤・膠・水(少量)が混ざり合って細かくなった結果が濃いと言う事です。

そしてその濃くなった物=混ざり合った物を、使いたい濃度まで下げる。

これにより、発色・無駄な滲み・伸びが飛躍的に向上する。

と、なります。

※味噌汁を作る。味噌を入れて混ぜないのはおかしいのと一緒です。


《市販の墨液》

膠と科学合成糊の差異と言う、根幹の時点で比較対象にはなりませんが、

ローラーで潰して作る墨液の伸びの悪さはこれも関係しています。

前の記事で記載した鳳。 これはローラー30回。濃墨表記をしていない訳ですが、

微粒子過ぎて濃墨になってしまった。と、言う理解りやすい物です。


【書体別】

薄める時は、何を書くのか!? で、濃度の下げ方が変わります。

簡潔に理解りやすく言えば、隷書を書く。喰い込みと深みが必要となる為、

標準よりは若干濃目にする。等々です。

逆に草書を書く。この時は標準より若干薄める。

伸びが良くなる = 流れが良くなり、色の変化も増となり、

若干滲みが増える為、渇筆も出し易くなる。等々です。


※長くなるので、終




◇本来は書でも「とき皿」は使うべき。1つの墨で5段階の濃度を作る為に◇




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