【墨色を作る】 - 書道用品/掛軸/額装 日本一 株式会社 書優会

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【墨色を作る】

【濃墨から薄める】


つい先日、墨の色が出ない。と、言う事で、作品3点を実際に見せてもらいました。

硯か!? 墨か!? 紙か!? どれかに問題があるのか!? と、言う事からです。

硯は元々が微粒子硯で、汚れ(膠膜・煤の意)も無く手入良。

墨も紀州の本赤松仕様の絶品で、変化しない訳が無。

紙も淡墨佳良の古紙夾宣。

全て問題無なのに、色がイマイチになる。

やはり濃墨からの薄め方でした。

以前の記事にもありますが、濃墨とは「濃い」と言う単純な意味合ではなく、

微粒子で、混ざった為に濃くなった。と、言う定義です。

※ただの濃墨は、膠をわざと粗粒子にする事でも出来てしまう。

超濃墨(糸引)から、薄めていく時も、水は極少で垂らす程度。

そこから墨を磨りながら混ぜていき、四方・または、墨池に落ちた

墨も墨堂に引き上げながら混ぜ合わせる。

そして書いてみる。それでも濃いなら、また上の手順。

と、なる訳です。

※どれ位の濃さでの揮毫は人によります。または書く物によって異なります。


《その後》

数日後、発色が抜群に良く変わった。と言う事で、先生のお墨付きをいただいたとの

連絡をいただきました。

と、言う事で無事解決しました。


《薄めていく時》

濃墨が出来た → 水を多めに ではなく、少しずつ混ぜ合わせながら

適当な濃度に下げていかないと、カレーにルーを入れて混ぜない。

と、同じくなります。 濃墨を作ったらそれで終わりではなく、

薄め方1つで、墨色は変化します。

特に、漢字淡墨一字書・仮名の場合は、普段よりも鮮明な墨色変化が

見られる(求められる)為、慣れるまでの墨作りは結構大変です。

逆に言えばそれで作品が抜群に変わりますので、

慣れる為にも、是非 試してみて下さい。




◇画像 = あまり意味はありません◇



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