【筆の話・続編】 - 書道用品/掛軸/額装 日本一 株式会社 書優会

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【筆の話・続編】

【カテゴリー・筆】



《筆の割れ》


※これも質問が多い件なので掲載します。


筆が割れる・段々割れて来た・纏らない(纏りづらい) です。


↓ は、よくある例の記載です。


【1】 市販品の墨液を使用している。


【2】 大事に扱い過ぎ、根元まで洗っていない。


【3】 寿命である。


【4】 筆法を使用せず、一辺だけで揮毫。


【5】 単純に不良品だった。


等です。

今までの事例上、99.9%がいずれかに該当しています。


【市販墨液で割れる】

先日、墨の話でも書いた事ですが、

化学合成糊で生産の為、根元が凝固します。


理解りやすく言えば、ジャンケンのチョキ状態になる。

根元が凝固 = 膨れるので、先端がパカっと開く。


因みに、洗っても意味無(溶けないようになっている)。

手入が悪いのでは無く、元々がそう言う物です。


【大事に扱い過】

勿体ないからと言って、穂先と喉 程度しか洗っていない。

根元に煤が溜り、やはり ↑ のようになる。

これは一度分解が必要で、お金がかかります。

筆は根元までグッと押し付け、その根元に水道から御湯をかけ、

墨を洗い流しながら、膠(墨の成分)を溶かす。

それをしないと ↑ のようになります。

※大筆・中筆のみ、小筆は不可


【 寿 命 】

墨を付けた時に、先端が尖っていない。

経年劣化による寿命、または揮毫枚数過多で寿命です。


【 筆 法 】

左から右に行き、そのまま下に線を引いた場合、「一辺のみ」の揮毫。

※下記画像参照

同じ箇所のみ使用の為、その箇所の墨が無くなり、筆が割れる。

どんな筆でも毛でも、墨が無くなればカサカサになって割れます。

↓の画像では理解りづらいでしょうが、左から右へ行って

そこから下に行く場合、上に上がってから「逆の辺」で下に行く。

すると、筆の逆側になる為、そこは墨が付いている。

だから割れない・カスれない。

筆は全面を使用する。 墨つぎも不必要になるので、連綿も成立する。

これは法帖を見ればすぐ理解ります。


【 不 良 品 】

職人に言って交換です。

不良品なので当たり前。

手造りの為、絶対完璧な物は無理なので仕方無。







※左手で書きながら、右手で撮影した為、角度が変です。伝わりづらいですが御了承下さい。





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