【 墨 含 】
- 2018/01/14
- 11:06
【 カテゴリー : 書 道 】
《 墨 含 》
※旧記事・改定
書いていると墨がすぐ無くなり、カスれる。
これは、1つは筆法、1つは始め方で修正します。
始め方は簡単に修正可能です。
根元まで含ませる。
↓
逆さまにする。
↓
垂れない程度に、根元に墨を貯め込む。
↓
先端のみ少し墨を取り、揮毫開始。
奥底まで浸透、含ませた墨が貯金として
下に垂れて来るまで、相当墨持ちが改善されます。
※筆に墨をつけた時に、墨池等で毛を整える為とは言え、
何回も何回も毛先等を整える。
これでは、墨が落ちてしまうので、含みが少なくなります。
※そもそも、そんなに何回何回も墨を取るなら、
「今、何の為に墨をつけたのでしょうか?」
となり、本末転倒です。
【 穂先を修正する 】
書きながら修正する為、先に修正する必要性は無。
【 墨がいっぱい付いていると滲む 】
天地を逆にし、根元まで含ませれば、根元に染み込んだ墨が
下に(毛先)落ちて行くまで相当な時間を稼げます。
「墨量」と「落ちて行く時間」が従来の比ではない為、
墨持ちは劇的に改善されます。
勿論、これで墨量含が多くなる為、墨継ぎが不要になり
筆も割れづらくなる。
そして連綿が成立する比率が向上する為、躍動感も劇的に向上と、
好循環が生まれます。
※必ず、ひっくり返した後、先端の墨は少し落として下さい。

【 急激にひっくり返すと墨が垂れて来ます。 ある程度の角度にて 】

【 先端の墨量過多では滲む比率が上がる為、先端のみ墨をやや落とす(整程度) 】
《 墨 含 》
※旧記事・改定
書いていると墨がすぐ無くなり、カスれる。
これは、1つは筆法、1つは始め方で修正します。
始め方は簡単に修正可能です。
根元まで含ませる。
↓
逆さまにする。
↓
垂れない程度に、根元に墨を貯め込む。
↓
先端のみ少し墨を取り、揮毫開始。
奥底まで浸透、含ませた墨が貯金として
下に垂れて来るまで、相当墨持ちが改善されます。
※筆に墨をつけた時に、墨池等で毛を整える為とは言え、
何回も何回も毛先等を整える。
これでは、墨が落ちてしまうので、含みが少なくなります。
※そもそも、そんなに何回何回も墨を取るなら、
「今、何の為に墨をつけたのでしょうか?」
となり、本末転倒です。
【 穂先を修正する 】
書きながら修正する為、先に修正する必要性は無。
【 墨がいっぱい付いていると滲む 】
天地を逆にし、根元まで含ませれば、根元に染み込んだ墨が
下に(毛先)落ちて行くまで相当な時間を稼げます。
「墨量」と「落ちて行く時間」が従来の比ではない為、
墨持ちは劇的に改善されます。
勿論、これで墨量含が多くなる為、墨継ぎが不要になり
筆も割れづらくなる。
そして連綿が成立する比率が向上する為、躍動感も劇的に向上と、
好循環が生まれます。
※必ず、ひっくり返した後、先端の墨は少し落として下さい。

【 急激にひっくり返すと墨が垂れて来ます。 ある程度の角度にて 】

【 先端の墨量過多では滲む比率が上がる為、先端のみ墨をやや落とす(整程度) 】
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