【 審査基準値・公表 (2017) 】
- 2017/06/21
- 07:56
【 第3回 書 No.1 グランプリ(2017) 】
《 グランプリ・審査基準 (2017) 》

昨年同様、審査基準(得点)の公表となります。
下記図・参照

これは大激戦だった漢字部-Ⅰ・予選Eブロックです。
※理解りやすく表記してみました。
※左部が切れているのはわざとです(線質=15点となっています)。
【 線 質 】
昨年同様、全ての主であり、骨格・センターラインとなる。
人間で言えば骨の様。
昨年より得点比率を上昇、15点満点の設定に変更。
【 筆 法 】
筆法は1つではありませんが、現在では指導から外されている傾向有。
1番のメインは側・直の変化であり、360度・全面使用しているか否か。
人間で言えば筋肉の様。
それにより結果、線質にも表れる。 昨年より5点増加、10点満点設定。
【 創 作 】
この創作は空間掌握能力としているのは、作品を見た時に
いかに余白の白が綺麗に見えるか。の意味での空間。
大字でも細字でも、漢字・仮名・調和体全てで、構成のみに非ず。
【 墨 色 】
墨で書くのだから、墨色変化は最低限度の当たり前。
昨年の総評に記しましたが、ほぼ改善されていない。
濃墨はただ黒いと勘違いしている物も多く、
紙も単宣に大字等、本来ありえない為、相当に減点。
※ここには先生・生徒・招待作家である。等々一切関係無。
競書8級でもやっている人はやっている。
【 トータル・バランス 】
遠目・近目等々、全体がバランス良くなっているかの意。
偏っている等々の創作の意味では無。
経験は浅いが、全体構成配合が絶妙に巧い作品も多々有。
※これを取り入れないと、経験が長い先生クラスのみ高得点を叩き出。
【 芸 術 】
これは読んで字の如。
ただ、自由と何でも有は異なる為、文字構造を変に崩し過ぎると
全体的なバランスが崩れる為、家屋であれば倒壊する危険も有。
文字と配合、そして構成と、多種多様。
【 課題・難易度 】
これは昨年同様、大字で粗が丸見えで誤魔化せない物と、
細字多字数揮毫で草書で何とかなる。では、比較対象にならない。
ただ、多字数揮毫の細字・中字でも、1つ1つに側・直変化が加算
されれば絶大な作品が生まれる為、一概には言えない部分も多々有。
以上、設定としては今年はこの定義を主として審査となりました。
《注》 上の点数画像は理解りやすく入れただけです。
実際の点数は1-2は同点でした。
《注》 毎年改良する為、来年の傾向と対策には大してなりません。
【 いよいよ次頁より、敗者復活枠です 】
《 グランプリ・審査基準 (2017) 》

昨年同様、審査基準(得点)の公表となります。
下記図・参照

これは大激戦だった漢字部-Ⅰ・予選Eブロックです。
※理解りやすく表記してみました。
※左部が切れているのはわざとです(線質=15点となっています)。
【 線 質 】
昨年同様、全ての主であり、骨格・センターラインとなる。
人間で言えば骨の様。
昨年より得点比率を上昇、15点満点の設定に変更。
【 筆 法 】
筆法は1つではありませんが、現在では指導から外されている傾向有。
1番のメインは側・直の変化であり、360度・全面使用しているか否か。
人間で言えば筋肉の様。
それにより結果、線質にも表れる。 昨年より5点増加、10点満点設定。
【 創 作 】
この創作は空間掌握能力としているのは、作品を見た時に
いかに余白の白が綺麗に見えるか。の意味での空間。
大字でも細字でも、漢字・仮名・調和体全てで、構成のみに非ず。
【 墨 色 】
墨で書くのだから、墨色変化は最低限度の当たり前。
昨年の総評に記しましたが、ほぼ改善されていない。
濃墨はただ黒いと勘違いしている物も多く、
紙も単宣に大字等、本来ありえない為、相当に減点。
※ここには先生・生徒・招待作家である。等々一切関係無。
競書8級でもやっている人はやっている。
【 トータル・バランス 】
遠目・近目等々、全体がバランス良くなっているかの意。
偏っている等々の創作の意味では無。
経験は浅いが、全体構成配合が絶妙に巧い作品も多々有。
※これを取り入れないと、経験が長い先生クラスのみ高得点を叩き出。
【 芸 術 】
これは読んで字の如。
ただ、自由と何でも有は異なる為、文字構造を変に崩し過ぎると
全体的なバランスが崩れる為、家屋であれば倒壊する危険も有。
文字と配合、そして構成と、多種多様。
【 課題・難易度 】
これは昨年同様、大字で粗が丸見えで誤魔化せない物と、
細字多字数揮毫で草書で何とかなる。では、比較対象にならない。
ただ、多字数揮毫の細字・中字でも、1つ1つに側・直変化が加算
されれば絶大な作品が生まれる為、一概には言えない部分も多々有。
以上、設定としては今年はこの定義を主として審査となりました。
《注》 上の点数画像は理解りやすく入れただけです。
実際の点数は1-2は同点でした。
《注》 毎年改良する為、来年の傾向と対策には大してなりません。
【 いよいよ次頁より、敗者復活枠です 】
- 関連記事
-
- 【 決勝トーナメント表・完全版(2017) 】 (2017/06/24)
- 【 第二部・決勝トーナメント開戦 】 (2017/06/23)
- 【 敗者復活枠・代表者決定(2017) 】 (2017/06/21)
- 【敗者復活枠・選考-②(2017)】 (2017/06/21)
- 【敗者復活枠・選考-①(2017)】 (2017/06/21)
- 【 審査基準値・公表 (2017) 】 (2017/06/21)
- 【 グランプリ・NEWS-⑤ (2017) 】 (2017/06/21)
- 【 調和体部・予選「I」ブロック-予選結果 (2017) 】 (2017/06/20)
- 【 調和体部・予選「I」ブロック-2 (2017) 】 (2017/06/20)
- 【 調和体部・予選「I」ブロック-1 (2017) 】 (2017/06/20)
- 【 調和体部・予選「H」ブロック-予選結果 (2017) 】 (2017/06/20)